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野菜栽培の肥料について

肥料の5要素の働きと有機肥料の主な成分について

肥料は必要ですが、未発酵のものを使用したり、入れ過ぎたりするのは、良くありません。植物は入れれば入れただけ必要以上に 吸収し結果として体に良くない硝酸窒素を沢山吸収してしまいます。 その為に、癌,腎臓障害 をひきおこす原因など病気のもとになる事もありえますので、何事も ほどほどが肝心です。 又、未発酵の家畜の糞尿はいろいろの寄生虫や細菌の温床でもありますので、使用しないことが賢明です。 窒素分の少ない有機肥料の入れすぎは、さほど心配ありませんが、有機肥料、化学肥料についてもバランス良く使用することが必要です。

肥料の5要素の働き









微量要素の働き















有機肥料と無機肥料

@ 窒素:葉を大きく茂らせる

A 燐酸:実を成熟させる。果菜、根菜類に特に必要。(トマト、スイカ、メロン、玉葱、イチゴなど)

B カリ:根肥え葉、茎を大きくし、耐病、耐寒性を高める。

C カルシュム(石灰):酸性土壌の中和。肥料の吸収が良くなり根はりが良くなる。

D マグネシューム(苦土):葉緑素を形成する。

@ 硫黄:蛋白質を作る。

A :葉緑素を作る。

B マンガン:ビタミンの合成に必要。

C ホウ素:根や新芽の生育促進。

D 亜鉛:新葉作るため必要。

E モリブデン:ビタミンの合成に必要。

F :葉緑素を作る。

G 塩素:光合成係わる。 


有機肥料【遅効性、長時間持続性,肥料成分少ないが肥料効果が長く続く,土壌改良に役立つ,下記成分は
          大凡の目安,必ず発酵ズミのもの使用のこと。未発酵のものは不衛生の上、硝酸窒素が発生する】
      堆肥:落ち葉,藁,落花生の木,麦わら,芋ズル,トウモロコシの茎,刈草などを発酵させた物
          (成分 窒素0.6%燐酸0.3%カリ0.5%)
          落ち葉などは、放射能汚染の問題もあり地域にもよるが、当面使わない方がよい。
      乾燥牛糞:窒素分多い(成分 窒素2.0%燐酸1.0%カリ1.0%)
      牛糞堆肥:(成分 窒素0.8%燐酸1.0%カリ0.8%)
      牛糞バーク堆肥:(成分 窒素1.5%燐酸1.0%カリ1.0%)
      鶏糞:遅効性,燐酸中心,窒素分多い,元肥、(成分 窒素3.6%燐酸8.8%カリ2.8%)
      油粕:窒素分多い(成分 窒素5.3%燐酸2.0%カリ1.3%)
      米ぬか:燐酸分多い(成分 窒素2.0%燐酸3.8%カリ1.5%)
      米ぬかぼかし:燐酸分多い(成分 窒素2.0%燐酸3.8%カリ1.5%)
      骨ぷん:燐酸分,窒素分多い
      草木灰:カリ分含む,燐酸分多い
      貝化石:石灰分含む,カルシュウム補給,多く撒いても害でない

無機肥料【科学肥料】
      窒素肥料:硫安,尿素,石灰窒素、
      燐酸肥料:過燐酸石灰,ようせい燐肥
      カリ肥料:硫酸カリ、塩化カリ、草木灰
      石灰質肥料:苦土石灰,炭酸石灰【酸性土壌の中和、病気に強く根の発育促進の為】
      化成肥料:8.8.8 , 14.14.14など【続けると土壌が悪くなる。有機との併用がよい】

配合肥料【有機肥料と無機肥料を合わせた物】

ぼかし肥料の作り方       【参考】


米のとき汁EM発酵液の作り方
   ●用意するもの
      EM1号:20cc , 糖蜜:20cc , 米のとき汁(一晩置いたもの):1800cc , 天然塩少々
      ハカリ , 計量用さじ , ペットボトル(2L)
   ●作り方
      糖蜜:20ccに、EM1号:20ccを加え、よく混ぜた物に米のとき汁(一晩置いたもの):1800ccを加え、よく
      混ぜて20〜40℃で夏場10日、冬場2週間位保管すれば甘酸っぱい香りがしてくれば出来上がり。
      2〜3日目からガスが発生するのでこまめにガス抜きする事。熱源は、風呂の残り湯、ビニールハウス
      を利用すれば安上がりである。

EM米糠ぼかしの作り方
   ●用意するもの
      EM1号:40cc , 糖蜜:40cc又は黒糖 , 水(一晩置いたもの):1900cc , 米糠10s , 籾殻1s , ブルーシート
      ハカリ , 計量用さじ , ペットボトル(2L) , オケ , 紙コメ袋(使い古しで良い) , 黒ビニール袋(コメ袋入
      )ちりとり , 手袋
   ●作り方
      @EM1号:40ccに 糖蜜:40cc又は黒糖を加え、よく混ぜてから水:1900cc に入れ、よく混ぜて希釈液
      作る。
      Aオケに籾殻とその希釈液入れ、籾殻に希釈液を滲みこませてる。
      B米糠10sをブルーシート上にあけて、希釈液を滲みこませた籾殻と米糠と混ぜ合わせる。これを少量
        づつ繰り返す。米糠10sを混ぜれば完了。水分は、片手で握り転がせば壊れる程度でよい。
        EM菌 , 糖蜜を多めにすれば成功率上がる。
      C完成したらコメ袋にいれ空気を完全に抜ふたを閉める。
      Dそのコメ袋を黒のビニール袋に入れ暖かい場所で保管する。
      E3週間〜1ヶ月ほどで出来上がる。甘酸っぱい香りがして来る。
    ●写真でみる米糠 ぼかし作り @米糠ぼかし作りで準備する主な道具 準備小物 EM1ほか
◎ハカリ , ちりとり , 計量用さじ,オケ,手袋 ,
◎EM1号に黒糖40ccをお湯で溶かしたもの
A米糠ぼかし作りで準備する材料 材料 ◎米糠10s , 籾殻1s ,EM希釈液
B米糠ぼかし作り作業 調合、袋詰め ◎EM希釈液,籾殻と米糠と混ぜ合たもの。 ◎コメ袋に袋詰めしたもの
C米糠ぼかし作り作業 ビニール袋詰め保管 ◎黒ビニール袋に入れてビニールハウスで保管中のもの。
D米糠ぼかし完成品 米糠ぼかし完成品 ◎味噌のような発酵臭が発生する袋の外まで出てきたEM菌。
E米糠ぼかし完成品 米糠ぼかし完成品 ◎EMぼかし完成品白く発酵しているの解る。 今回は2月9日仕込み3月末まで置いた物です。 今回は10kg×7袋=70kg作りました。

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