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甘いスイカ栽培    甘 く美味しい ス イ カ の 栽 培 方 法


   3月1日に少し早いが、スイカの種を蒔きました。
スイカ栽培は気温が大切で、温度と日あたりさえよければ、誰でも 簡単に美味しいスイカの栽培が出来ます。
もちろん、摘芯、剪定、施肥など、最低限のことは必要です。植え付けてから収穫まで4〜5回手を掛るだけでも、十分に甘い美味 しいスイカの収穫が可能です。
スイカは、真夏の作物で暑ければ暑いほどよく、そうなれば、ほっといても虫が受粉させてくれますし甘いスイカが沢山収穫できま すが、温度が低いようでしたら
地温を上げるためにビニールを使用する方法もあります。
また、スイカは、雨による泥はねを極端に嫌いますので、泥はねによる病気の発生をふせぐために蔓の下に敷き藁を敷くようにしま しょう。
今回は、初めてスイカ作る人でも、美味しいスイカ作るために、順序を踏んでしっかり手を掛けたスイカ栽培の方法を説明致します。

特に、はじめてスイカを作る場合は、種蒔は1ヶ月位遅いほうが受粉の成績がよく沢山のスイカが収穫できると思います。
尚、ここで扱っているスイカの写真はピロマスタと云う品種です。裂果がほとんど無く、大変日持ちが良く、1個10〜12`程度にな り、スイカの色が葉の色に近く
特殊のために、カラスに狙われにくく最近特に多いカラスによる畑での被害が少ないと云う特徴がありま す。
また、作り易いスイカの方がよいと言う場合は、交配後35日程度で収穫が可能な小玉スイカがお勧めです。

作物の写真作 業 状 況 の 説 明 作物の写真作 業 状 況 の 説 明
種蒔 3月1日種蒔
去年収穫した西瓜の種を、自作の温熱器(30℃に設定)に種蒔しました。【温熱器はまねしないで下さい。何があっても自己責任です】
孫蔓欠き 5月10日孫蔓欠き
10節までの孫蔓は早めに除去する。この頃蔓が外に這い出してくるので、泥跳ね防止のために下に藁など敷くと良い

大きい写真

鉢植,育苗 鉢植,育苗
3月3日程で芽が出ましたのですぐに鉢に植え簡易温室に移しました(芽が出たままおくと茎がモヤシのようになり使い物にならなくなります)。曇りの日, 雨の日,夜間などは保温が必要です。写真は育苗中のものです。
交配 6月5日交配
スイカは子蔓の7〜8節位おきに1つの雌花が咲くのでそれをめやすに20節前後のものを人工授粉させる。人工授粉は午前中の早い時間に その日咲いた花でするのがよい。新鮮な雄花確保のためこの前後の蔓整理は中止
植床 4月10日植床作り
雨上がりに、あらかじめ耕耘し堆肥等の肥料すき込んだ、周りより1段高めの植え床作りマルチに張っておく。 こうする事で植床の地温を上げておくと良い
結実 6月10日結実
人工授粉が成功したら実が膨らんで付け根の茎が太くなってくる。授粉が確認でき実がとまったらたら、実の成っている節よりまえの節の孫蔓 全て欠きとりそれ以降の孫蔓其のまま。実は1本の蔓2個以内に整理する。
定植 4月17日定植
本葉4〜5枚程度になったら植え穴に水をたっぷり注ぎ植え付けする。その後寒さを防ぐために、トンネル用のビニールを張る。しばらくの間は、 昼間と夜間の温度を、ビニールの開け閉めで調節する。

大きい写真

6月30日授粉25日経過
授粉25日経過したもの。授粉50日位で収穫できる。収穫まで蔓が元気でいることが一番重要であるので、特に注意すること。もし、収穫前に蔓が枯れるようなことに 成ったら、食べられないものになる。
摘芯 5月1日摘芯
10日位で根付きの確認が出来たら本葉5〜6枚程で子蔓を3〜4本残し親蔓を適芯その後出てきた子蔓も元から取り除く。5月連休 明け頃になったら、ビニールトンネルのすそ開けるようにする。
収穫 7月末日収穫 収穫時特に注意する事は交配後50日〜55日経過していることです。この数値はスイカの種類により変わってきます(例えば小玉スイカは35〜38日)。

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