HOME
野菜栽培と健康 野菜栽培状況
野菜の簡単な作り方
苗づくり等 肥   料 保存の目安
家庭菜園のすすめ
野菜の硝酸塩含有
セシユウム吸収の目安
自然農(無農薬栽培)
メロンの栽培
スイカの栽培
トマトの栽培
メロン栽培(新)
メロンの栽培方法
スイカの栽培方法
トマトの栽培方法
他の野菜栽培法
春野菜栽培方法
夏野菜栽培方法
秋野菜栽培方法
冬野菜栽培方法
葉野菜栽培方法
なり物野菜栽培法
根物野菜栽培方法
イチゴの栽培方法
イチゴのプランター栽培法
野菜苗づくり
作付と発芽温度
肥料について
ぼかし肥料
野菜の保存期間
干柿の作り方

駆け出しの家庭菜園 たのしい家庭菜園のすすめ 定年後始めた家庭菜園での野菜栽培


  野菜作りは難しいと言う人がいますが決してそんな事は有りません。作物の生育に適する環境を、ほんのちょっと整えてやればあとは作物自身で勝手に成長します。
又、最近では 品種改良も進み、病気に強い品種が出ており、植えさえすれば(蒔きさえすれば)、 誰でも簡単に、たくさんの収穫が出来るようになってきました。
現に、私なども定年後 誰に教わることもなく、甘いトマトを10年近く同じ場所で 作り続けており、しっかりと収穫しています。もちろん、農薬などは使っておりません。
そのためには、基本を守り、それなりの工夫は必要です。


  なぜ甘いトマトが栽培できるか、それは、 @完熟してから収穫する(一般に販売されているほとんどのトマトは、輸送傷みを防ぐため完全に 熟す前にもぎ取り出荷している)。
A収穫前には極力水分を減らす(雨よけ栽培等で)。
Bトマトの品種改良が進み病気に強くあまい品種出ている。
C肥料の工夫、などにより、誰でも簡単に、甘いトマトが栽培できるように成りました。
  基本としては、土作り、蒔き時期、季節に合ったもの(品種)を作る、丈夫な苗に育てる、たったこれだけです。
  工夫については、例えば、同じ場所で何回も作る場合(場所があれば変えたほうが良い)同じ作物なら当然 吸収する成分も同じため、それらの成分切れが起こらぬよう肥料を補充する。
 発生する病害虫も同じため、病気、害虫の発生予防にそれぞれの対策をする。
又、寒さに弱い作物、雨に弱い作物などもそれぞれ対策が必要です。
そうすれば、大半の作物は、ほったらかしていても、自分で立派に成長します。 生育温度がどうの、堆肥、化成、石灰等々が、それぞれ何g等と、いろいろと細かく言う人がいますが、
それぞれ栽培場所の畑もいろいろ有り一概には決められません。そんなもの、目安と考えそんなに気にすることは有りません。植えれば、勝手に育って収穫できます。


  ときどきスーパーでキャベツ1個100円前後で売っているのに、キャベツの苗50〜90円位で買っている人をみかけますが、どう考えても元が取れないような無駄な努力は、やら
ない方が良いと思います。 やるからには、趣味であっても、道楽であっても、其れなりの効果がでるよう工夫し、努力しましょう。


  夏場になると毎日のように朝早くから農薬散布している人をたまに見かけますが、農薬散布しなければ収穫出来ないものは、プロに任せた方が良い。その方がずっと安全です。
なまじ素人が適当ことをしていれば、残留農薬入りの作物を食べることになる。その点プロの農家は、生活が掛かっており、もしそんな事になれば、生活できなくなるので充分注意する
はずです。

  最近我が家の家庭菜園で栽培している品種の中から、これまでに写真の撮ってあったメロン,スイカ,トマトの栽培状況を紹介します。
いずれも数年前の古い写真ですが、ご容赦ください。
今迄ホームページに載せる事など考えていませんでしたが、たまたま立ち寄った本屋で見かけた「HTMLタグ辞典(翔泳社)を購入これを見ながら自己流で2週間かけて作りました。
色々おかしな箇所、ものたりない事が多々あると思いますがご容赦ください。
今、改めて 今年の家庭菜園の栽培状況を載せるべく、育苗から収穫までの状況を写真に撮っています。9月頃紹介できると思います。

メロン栽培の状況 マスクメロンのため種も、苗も近く には、売って無く、種苗メーカー から取寄せ、種蒔から始めました
定植 生育 生育A 生育B
ネット発生前 ネット発生前A ネット発生 収穫まじか
収穫 収穫 半分に切った 計量
六つ切り 収穫まじか 収穫まじか 収穫まじか
収穫まじか 収穫 上の写真は、数年前に初めてメロン栽培をした時の写真です。肥やし袋に植えたのを覚えています。最初は嬉しくて沢山写真を撮った記憶がありますが、あまり残っていませんでした。
  このとき最後の10〜15日位にうどん粉病が発生し、たしか食酢を水で薄めて掛けてしのいだ記憶があります。結構効くのですが、
効果は1〜2日位しか持たなく苦労しました。最初の栽培は、屋敷の中の空き地のため日あたり悪く 風もすかない為に病気が出たと思われます。最近の物と比べると見た目ほど糖度があがっていませんでした。 また、今考えると、何の知識も無くはじめて、運良く収穫できたのが不思議なくらいです。
A



作物と健康体に害のある身近な物について)


硝酸塩について参考までに (体に害になる物質について)
  硝酸塩は加熱することにより亜硝酸塩に変わり体内で発ガン物質になる。又、硝酸は多くの物質と融合しやすく腎臓結石の原因となる。  その他、腎臓機能の負担になる(フイルター機能の)、 免疫機能の低下、 糖尿病、 胃の病気等をを引き起こす。
硝酸塩の1日当りの摂取許容量=体重1kg当たり3.7r 例えば:体重60sの人は 3.6×60=222r  1日に食べる事の出来る量:サラダ菜換算の場合222r÷5.36r=41.4g  , キャベツ換算の場合222r÷0.435r=510.3g となる。

野菜の硝酸塩含有量....農水省資料より(PC等の画面の広いもので確認ください。)
ターサイ
サラダ菜
菊菜
ほうれんそう
チンゲンサイ
おおからしな
ごぼう
サニーレタス
白菜
5,670μg/野菜g当
5,360μg/野菜g当
4,410μg/野菜g当
3,560μg/野菜g当
3,150μg/野菜g当
2,500μg/野菜g当
2,350μg/野菜g当
1,230μg/野菜g当
1,040μg/野菜g当
サヤインゲン
レタス
カイワレ
キャベツ
なす
キュウリ
洋ニンジン
にら
白ネギ
949μg/野菜g当
634μg/野菜g当
551μg/野菜g当
435μg/野菜g当
387μg/野菜g当
384μg/野菜g当
193μg/野菜g当
177μg/野菜g当
145μg/野菜g当
ブロッコリー
大根
ピーマン
シシトウ
カリフラワー
オクラ
トマト
アスパラガス
ソノホカノ野菜
118μg/野菜g当
106μg/野菜g当
105μg/野菜g当
98.5μg/野菜g当
76.4μg/野菜g当
57.2μg/野菜g当
31.4μg/野菜g当
12.6μg/野菜g当
ごく少量
米.麦
イモ類.豆類
果物
魚類
肉類
マッシュルーム
えのき
しいたけ
本シメジ
ごく少量
ごく少量
ごく少量
ごく少量
ごく少量
1,836μg/野菜g当
983μg/野菜g当
454μg/野菜g当
408μg/野菜g当
野菜作りの際に化学肥料等、肥料を大量に投入すると植物は自分の成長のため必要以上の硝酸性窒素をどんどん葉に貯めてしまう性質がある。特に、硝酸塩含有量の多い葉物野菜を作る場合は気を付けたいものである。 未成熟での収穫した野菜、短期促成栽培の野菜、等にも硝酸塩が多く含まれる。
近所で、大葉のような しかも深緑色した ほうれん草を見かけた事があるが、このようなもの要注意てある。
放射線について参考までに
  福島原発事故以来j放射能に関する関心が高まっていますので、野菜のセシウム吸収率の目安データーを表示します。

野菜のセシウム吸収率の目安データー(移行係数)....農水省HPより
じゃがいも
さつまいも
玄米
カラシナ
ソラマメ
テンサイ
0.011〜0.13
0.033〜0.36
0.1を超える
0.39
0.012
0.15〜0.0060
ホウレンソウ
キャベツ
白菜
レタス
トマト
イチゴ
0.00054
0.00092
0.0027
0.0067
0.0007
0.0015
キュウリ
ネギ
ダイコン
リンゴ
ブドウ
メロン
0.0068
0.0023
0.0011
0.001
0.00079
0.00041
タマネギ
ネギ
ニンジン
カボチャ
0.00043
0.0023
0.0037
0.0038〜0.023
移行係数=農作物中のセシウム137濃度 生鮮(Bq/Kg)÷土壌中のセシウム137濃度 乾土(Bq/Kg)
[計算例]:例えば10000ベクレル/1kgの土地でさつまいもを生産した場合10000*0.36〜0.033=3600〜330となり、目安として330〜3600ベクレル/1kgのさつまいもが出来る。
放射性セシウムと科学的性質が似ているカリウム肥料与えればセシウムの吸収を低減できるとのことです。

放射線換算


世間一般に食品に含まれる放射性物質の濃度の基準値としてベクレル/s で表示、一方公園,農地,居住地域での被爆線量/時間は、マイクロシーベルト(μSv)/毎時 で表示されており、換算するには、 定義、性質が異なるため正確な換算はできないが、武田教授(中部大学)のおおよその目安としてセシウムの換算値が載っていましたので参考までに
生産者、消費者にとっては、どの程度の放射能汚染地でどんな作物は作っても安全か 又危険か 事前におおよその目安を知ることが出来ると思い載せました。
何しろ、何時も 何時も、食べてしまった後から、「放射能が検出されました」ので、今後出荷自粛をお願いしますでは、困るのです。

ベクレルとシーベルト
○ベクレル(Bq):放射性物質(ヨウ素,セシウム137など)が放射線を出す能力(放射性物質の種類により違う)を表す単位。1秒当たりで定義されて
              いる単位
○シーベルト(Sv):放射線による人体への影響の度合いの単位。1時間当たりで定義されている単位
○ベクレルをシーベルトに換算するには、定義、性質が異なるため正確な換算はできないが、[例えば]放射性ヨウ素の場合以下のようになる。
              【放射性ヨウ素131の場合】ベクレルの値に2.2×10のマイナス8乗をかけるとシーベルトの値になる
               [例]ほうれん草1kg当り2000ベクレル(2000Bq/kg)
               2000Bq/kg×(2.2×10のマイナス8乗Sv/Bq)=0.000044Sv/kg
               0.000044Sv/kg=0.044mSv/kg=44μSv/kg
              【注意】この式は、放射性物質(ヨウ素,セシウム137など)の種類により変わります。

自然農業すすめ
  自然農法の無農薬栽培が理想ですが、現実は厳しく、皆さんが苗物屋から普段購入している苗には、実はすでにしっかりと農薬が入っています。 又、虫は蝶になって近隣から飛んで来るし、病原菌は風にのって飛んできます。病害虫には境界等関係ありません。
ならばと、農薬に代わる 体に優しい自然農薬がいいと、木酢,酢,重曹,大蒜,唐辛子,等の水で薄めたものをかけている人がいますが、ほんの気休め程度であまり効果は期待できません。
  無農薬栽培、減農薬栽培は、このような事をするのではなく、発想の転換をして、ほんの少し作付時期をずらした栽培をする事で虫(病原菌)の大量発生前に収穫してしまったり、或いは、発生が過ぎてから栽培する事で 被害を大幅に減らすことが出来ます。防虫ネットの活用、雨よけ栽培等で、農薬に頼らない 或は、農薬をほとんど使わないでも、作物作りが可能なのです。
その為には、最低でも以下の事を守る必要が有ります。

無農薬、減農薬栽培のために
第一に畑を最善の状態に保つこと。
@連作は出来るだけ避ける。
A蔓物は畑に長く置かない。
B蔓物の後の作物は選ぶ(虫、病気の巣であり、白菜などは最悪[ネキリ虫,ヨトウムシが寄って来る])
Cじゃがいもは病気が出ない内に(下葉が、うす黄色になったら)収穫、
Dじゃがいもの後の作物は選ぶ(虫、病気の巣でありる、白菜などは最悪[ネキリ虫,ヨトウムシが寄って来る])
E収穫した後の上物(蔓、軸、葉は虫、病気の巣であるが、肥料にもなる)はすぐに穴を深く掘り埋める(其の儘おくと虫の巣に成る)
F畑は常に綺麗に(荒れていると病害虫が寄って来る)
G水はけを良くする。畝は高植え
H土作りは十分に
  ●消石灰、苦土石灰の入れすぎは土がアルカリ性に成りカビに類起因する病気にかかり易い。生育不良に成る。(ホウレン草、
    胡瓜、玉葱以外は弱酸性の方が病気に成りにくい。)
  ●窒素分が多いと病気に掛かりやすくアブラムシが発生しやすい
  ●堆肥,鶏糞,米ぬかは、地中に埋める(表面にまいたり、すき込んだりすると虫を呼ぶことになる)
  ●牛糞,鶏糞は追肥には不適切(不衛生,病原菌に感染する,アンモニアの発生)
  ●牛糞,鶏糞のやり過ぎは、病害虫のもと(アブラムシの発生,立ち枯れ病,いちょう病,青枯,うどん粉病,べと病等)
  ●EMぼかし肥料も良い(EM菌(インタネットで買える)+米ぬか+籾殻+油粕+糖蜜(黒糖可+水で自分で簡単に作れる))
I肥料は作物に合わせて
  ●追肥で育てるもの:根物(大根、ニンジン、ゴボウ、里芋、ジャガイモ、サツマイモ等)
  ●全面施肥:葉物(小松菜、京菜,チンゲン菜等)..... 特に窒素分を減らす事
  ●肥料溜り:なりもの(なす、トマト、キュウリ等)作物の周囲深さ7〜10p数箇所堀り肥料溜り作る
第二に作る時期を考える
@虫の付きやすい葉物野菜:夏場を避け春先、秋口にする。
A夏場は、病害虫に比較的強いつるもの、実の成るもの、根菜類とする。
第三に事前の予防を考える。
@必要に応じ防虫ネット使用する。(根きり虫、ヨトウ虫は砂に卵がありあまり効果ない。捕殺しかない。)
A雨で病気の発生する作物は、雨よけ栽培する。
第四に病害虫に強い種を選ぶ。(最近随分改良されている)
第五に相性の悪い作物は作らない
  ネギ→豆類:生育阻害。ホウレンソウ→キュリ:生育阻害、ジャガイモ→エンドウ:生育阻害、エンドウ→ホウレンソウ:病気出る
第6に作物の特徴を考え、それ似合った作り方をする
  例えば直蒔きしなければいけない作物、苗で育てた方が良い作物、芽だししてから植えた方が効率の良い作物、等々それぞれに
  合った作り方をする事で、労力の省略、畑での育成期間の短縮(畑の回転率の向上)、病害虫の防除及びその向上、生育出来る
  期間を伸ばせる、様々のメリットが得られる。 
私はこのような事で、無農薬栽培を心がけています。

肥料について

ぼかし肥料の作り方
現在計画中A+B+C+D
B
スイカ栽培 昔とった写真が3枚だけありま したので載せます。(2008年 の物で、古くてすみません。)
もっぱらピロマスタ2(タキイ種苗)という濃い緑色のスイカを作っています。1個当り7〜13kg程になり非常に甘く、皮が厚いため収穫後の保存がきく品種です。毎年20〜30個位収穫してます。 今まで収穫した中で最高大きさは、15kgを越えたものがありました。
このスイカは、自宅から遠い場所で作っているため植付けから収穫までの間2〜3回ぐらい(それも専ら蔓摘みに)しか見に行きません。
交配は全て自然まかせです。ほとんど面倒見ないで収穫だけしています。
また、隣近所は、軒並み鳥にやられていますが、色が濃い緑色のため鳥も気付かないらしく、今まで10年余り全く被害がありません。
種子 スイカの蔓 収穫まじかのスイカ 収穫したスイカ


C
トマト栽培昔とった写真がありました
植付 一段目花 鈴なり 1段目色づき
色づき 色づき 色づき 色づき
収穫 収穫 width=
  上の写真は、トマト栽培を始めて5〜6年たった頃のに写真です。プランターを買ってき
て、毎年同じ場所で同じ土壌に
植えています。
  今までの所 病気の発生もなく順調です。 ただ、8月を過ぎ
ると露地栽培では、虫がでます
のでいろいろと工夫が必要です。

屋敷の中の空き地で栽培しており、12〜15段位まで収穫可能です。又ハウス完熟栽培のため、店頭販売の物と比べて糖度が高く 非常に甘いです。


ENTER

頁トップ